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パンと葡萄酒と私

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毎日パンを食べていると、時々飽きてくることがあります。いえ、それはパンに飽きるのではなく、他の味が無性に食べたくなるのです。バターがたっぷり、だとか、いよかんが入っているとか。

海外へ行った時もお米無しでも全然平気だった私。
ヨーロッパだろうが米国だろうが、その国の特徴あるパンを毎食毎食飽きずに過ごしました。パンにワインがあればもう最高、そんな感じです。
そう、ワインもちょっと前まではちょくちょく飲んでいたのです。
友達と集まる時は必ずパンとワインをセットで。

幼い頃、「汚れなき悪戯」という映画をテレビで観ました(原題:Marcelino Pan y Vino)。とても悲しい物語なのですが、その白黒の画面に少しひからびたようなフランスパンと瓶に入った葡萄酒が出てきます。それを見た小学生の私は、なんとも言えない気持ちになりました。決して美味しそうとはいえないけれど、みんな大切にしているし、私のうちの食卓にはない。何か特別な食べ物と飲み物かもしれないそんな風に思えました。その映像は今でも時々目に浮かぶのです。
あのキリスト像の前に一生懸命にパンを運ぶマルセリーノとともに。

幼い頃の私にあのスペイン映画が刷り込みしたのかもしれません。
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by kayos_handmade | 2010-10-29 14:09 | たべもの

甘い誘惑

季節が深まり、朝窓を開けるのが億劫になるとおやつに濃い甘いものが恋しくなります。
ものすごく集中して仕事をした時に、ふと手を休めて取るおやつの時間。この時期はチョコレートを多く使ったものや、どっしりしたタルト、パイなどがお皿に載る回数も多くなります。
今はやらないのですが、ちょっと前までは、粉と卵と牛乳、ちょっと良いバターを常備しておき、仕事の合間に1時間くらい時間を取って、マフィンや蒸しパンを作ったりしていました。
丁寧に美味しいお茶を入れて贅沢な休憩時間です。

昔住んでいた町に、ノリエットというパリの街角のような小さなお菓子のお店がありました。そこにはつい目を閉じてため息が出てしまうような不思議な美味しさのつまったケーキがありました。豚のリエットやヌガーなど友達の家にお邪魔する時に時々お土産に持っていったものです。
また、渋谷の東急文化村のドゥ マゴでは買い物や映画の帰りにショコラを飲んで帰りました。
寒い日に飲むショコラは特別な感じがします。

ああ、今日は甘いお菓子とお茶を取りながらゆっくり冬支度でもしたい。
いえいえ、もうひと仕事です!
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by kayos_handmade | 2010-10-26 16:47 | たべもの

混沌とした世界

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今、私の仕事場の机上はありえないくらいの散らかりようで、とてもとてもゆっくり考え事をするなんて信じられないくらいの有様です。
さっきAppleに電話してリカバリーした何年も使っているiPod、コーヒーカップ、絵筆やペン類。本。
そしてノートの上でキーボード叩いています。
そんな中でふと思いついた新しい絵柄はやはり混沌としているような。聴いている音楽がちょっと助長させているのかもしれないですね。

私の周りは仕事をしながら音楽を聴く人が少なくありません。
普通の職場ではありえないかもしれませんが、私が今まで働いてきた職場の80%は音楽またはラジオをかけていました。銘々が好きなCDを持ち寄り、お互いプチ批評などしたりして結構楽しいものでした。
自分の秘蔵盤を持って来たときなんかはかなりドキドキします。酷評にあうと一日中ショックですから。

今は一人、誰に遠慮するでも無く自分の好きな音楽をかけ、壁にはお気に入りのイラストや写真を貼ってのマイ・ワールド。
でもたまには「こいつ(の曲は)60年代ディランの焼増しだぜ」なんて暴言を聞きたくなるのです。
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by kayos_handmade | 2010-10-22 14:55 | illustration

モノクローム

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いつの頃からかペンや鉛筆を持つようになりました。
もしかしたら幼少の頃のクレヨンが初めてだったかもしれません。気がつくといつも手元には描くものと紙。
心のままに、ただひたすら無心に描いていた昔。
今はそう無防備ではない。良い意味でも悪い意味でも周りの反応を気にしたり、色や流行や描く対象を考えたり迷いもあります。そして決まってそういう時に鏡に映る自分の口元が笑っていたりする。
自分と紙(もしくはカンバス)と向き合って、「私は何が描きたいのか、何がしたいのか」時々じっくり考えてみるのです。
色とかたちの狭間で。
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by kayos_handmade | 2010-10-21 13:11 | illustration

とある日のランチ

平日いつもお昼は一人、何を食べるかで悩むことが多い。
また、1時間という中では作るのも大変です。
自分一人だけだし簡単に済ませたいところですが、かといっていつも適当なのも嫌だし・・。
がつんと来るお肉?温かいポタージュスープ?今は食欲の秋。
ああ、いったい何が食べたいんだろう??
そうだ、時には体調を考え、食べるということをもう少し意識してみようか。
今日は週末の食生活のことを振り返り、ベジタリアンメニューにしてみました。

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今日のランチ:フムスのせトースト
フムスはトルコ料理とも言われていますが、ギリシアやキプロス、シリア、イラクなど中東の広い地域で食べられている伝統食のようです。ベジタリアンレシピでもありますが、ニンニクがきいてるし豆はお腹にどっしりきます。
「とも」に塩漬けオリーブがよく合います。

<作り方>
ひよこ豆(ガルバンゾー) 120g
レモンジュース 1個分
にんにく 1かけ
国産白胡麻ペースト 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1
コンソメ 小さじ半分
湯 35cc
塩少々

webで見た作り方の半量だったのですが、二人でも十分な量ができます。少し酸っぱ目だったのでレモンが少なめがよいかも。塩は好みですが味を見ながら足して。生にんにく、かなりきいてます!
本場ではタヒニという練り胡麻を使いますが、手に入りにくいので胡麻ペーストで代用しました。少々高めですがcuocaなら買うことができます。
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by kayos_handmade | 2010-10-04 14:11 | たべもの

その人らしさ

よそのお宅に伺うと自分のうちとは違った感じの雰囲気を感じることがあります。その人らしかったり、意外な面を知って驚いたり。

我が家は私の混沌とした世界と主人の特別なこだわりはそう強くなくしかし整理された感がごちゃまぜになっています。もちろんそこに子供のまた更なる混沌とした世界が加わって、結局何ともまとまりのつかない環境になってはいるのですが。

その人の世界はその人の育った環境によって作られると思います。和風(現代風の)にこだわった家、北欧の家具をうまく取り入れたシンプルな家、60年代の世界、などなどセンスのよい自分らしい素敵な家々。あらゆる部屋。それらはその人が生きてきた道そのものを表すのかもしれません。
また性格も暮らしぶりによく現れる。それはその人が選び集めたもの(こだわりが無くても「無い」というらしさ)の中にはその人の思いがあるからです。
何かの世界(何々風など)にとらわれるのが嫌、という人もいます。しかしその人も自分では気づかない、独自のワールドを漂わせているのではないでしょうか。

学生の頃の友人に自分ととてもよく似た人がいました。何が似ているのか?それは一言では言い表せないのですが、趣向や行動する時間帯、食べ物や飲み物のの選び方、車で言ったら私はイタリアだけどその人はイギリス、ちょっと違うけれどアメ車じゃなくて欧州車。女性なら親しい友人になるか毛嫌いするか、男性なら恋人になるか、というような感じでしょうか。
ある日、その人は「なんか部屋も似た感じかも」と、自身のお部屋の写真を見せてくれました。自宅にあるその部屋はなんとも混沌としていて、しかし独特の世界があり、私の自分なりに作ったごちゃごちゃした(ようするに散らかっている)世界と酷似していました。

その人らしさを作る空間。それは本人が日々こつこつと作り上げたエッセンスのようなもの。誰にも邪魔されず、時には他人と暮らすことで少しずつ混じり合いながら出来ていく。
まるで民族がそれぞれ他の土地から集まって暮らすうちに、ミックスされて出来上がってきた文化のようなもののようです。
f0221132_1237557.jpg最近子供は毎日のようにお絵描きをしています。壁に襖に、とあまりに大変なことになってきたので、とうとう壁に模造紙を貼ることに。でも思い切り描けて嬉しそうです。
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by kayos_handmade | 2010-10-03 12:42 | 家族